だれかがそこにいることで、そこはもうわたしの居場所ではなくなる
なにもない、からっぽな、肌荒れの日々
丸い背筋 下に向いた視線
集団のなかのひとり
きらきらと淀みない明るさで笑う女の子たち
けらけら けらけら 高いこえ
うわべのともだち
さらさらと流れるうるさい色の髪の毛と、香水のにおい
なにもない、からっぽな、肌荒れの日々
腹痛(20100929)