人は無関心にぼくの横を通り過ぎ、無関心に繋がっていく
つめたく軽薄な言葉の羅列がぼくの耳の横を通り過ぎ、粉々にくだける
柔らかな肌に滲む鮮血と、ゆっくりそして確実にころされるぼく
醜悪な感情と不健康な心、登校拒否
甘い感傷と幾度なく繰り返される痛みのなかで
麻痺した体を抱いたぼくが、教室の隅に蹲っている
20120506



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