夜がきてまた朝がくる
毎日はその繰り返しで
ぼくはただ途方にくれる
夜の冷え切った真っ黒い闇が、ぼくをつつみこむ
悶々と息苦しい、ねむれない夜だった
なにもすることもなく役割もなく
ぼくはただ毎日を消費する
茫漠とした時間の波が、ぼくを追い込み圧迫する
夜がきてまた朝がくる
毎日はその繰り返しで
ぼくはただ途方にくれる
不穏な風の音が恐ろしく、肩を震わせおびえていた
ぼくはただ落ちていく
深い深い闇のなかをただ、まっさかさまに
20120903


inserted by FC2 system